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最近は壊れにくくなってきたエンジンですが、オイル交換など日頃のメンテナンスが肝心です。 エンジンの調子が悪い、重たい感じがする、変な音がする ets エンジンのトラブルは、プロの目で細かくチェックをしてもらう必要がある箇所です。
エンジンの修理などを得意としている工場に頼むのがオススメ。 不具合箇所を診断機と、豊富な経験でいち早く見つけ出しなるべく低コストの修理をします。 しかし 新品のパーツの交換やオーバーホールとなると、納期も金額もかかりますので、長く乗りたいお車は、リサイクルパーツ又は、リビルトパーツ(中古部品を分解・洗浄し、消耗品は、メーカーが新品の部品に交換して組み直した物,専用テスターで検査したもののみが出荷され、保証もつきます)もオススメ。在庫さえ見つかれば利用を検討してみるのも一案です。 |
■クラッチについて |
クラッチの不良で一番多いのは、ディスクの磨耗から滑りによりエンジンの回転数は、上がるのに速度が付いてこない状態です。2番目は、クラッチカバーの劣化によりペダルが異常に重たくなる現象になります。その他にペダルに足を乗せた状態でベアリングがうなる音が出る、半クラッチ状態でジャダー(ガタガタと車体が振動する状態)になるなどです。うなる音は、レリーズベアリングの劣化(グリス切れ含む)によりベアリングが摩擦している音、ジャダーはクラッチカバーの変形が考えられます。クラッチは、消耗品なので走行すれば、いずれ交換する部品なので。クラッチに異常を感じたら、クラッチ修理を得意としている工場に頼むのがオススメ。経験豊富なスタッフが、車体からミッションを外して、クラッチセット(カバー・ディスク・レリーズベアリングの3点セット)の交換をします。もしも フライホイールが磨耗している様なら、エンジンからフライホイールを外し平面研磨することも出来ます。又、クラッチマスターシリンダーとクラッチレリーズシリンダーからクラッチオイルの漏れが見つかれば、インナーキット又は、アッセンブリを交換しクラッチを正常に直します。 |
■ランチア デルタインテグラーレのクラッチオーバーホール |
クラッチディスクの磨耗により、クラッチが滑っている為に、 エンジンの回転数に速度が付いてこない症状の車輌です。 左右のフロントサスペンションとドライブシャフトを外して、エンジンからトランスミッションを外し、クラッチカバーとクラッチディスクがエンジンのフライホイールに取り付けられていますので、クラッチを分解して新品のクラッチセットと交換します。 |
■ランチアデルタミッション取り外し状態 |
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■ランチアデルタから外したミッションとクラッチセット |
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■ランチアデルタに新品のクラッチセットを取り付け状態 |
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