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最近は壊れにくくなってきたエンジンですが、オイル交換など日頃のメンテナンスが肝心です。 エンジンの調子が悪い、重たい感じがする、変な音がする ets エンジンのトラブルは、プロの目で細かくチェックをしてもらう必要がある箇所です。
エンジンの修理などを得意としている工場に頼むのがオススメ。 不具合箇所を診断機と、豊富な経験でいち早く見つけ出しなるべく低コストの修理をします。 しかし 新品のパーツの交換やオーバーホールとなると、納期も金額もかかりますので、長く乗りたいお車は、リサイクルパーツ又は、リビルトパーツ(中古部品を分解・洗浄し、消耗品は、メーカーが新品の部品に交換して組み直した物,専用テスターで検査したもののみが出荷され、保証もつきます)もオススメ。在庫さえ見つかれば利用を検討してみるのも一案です。 |
■重複作業時に一緒に修理すると安くなる作業例です。 |
同じ作業が重複している時に一緒に修理すると非常に安くなる作業例です。エンジンを冷却する為に水を循環させる働きをしているウオーターポンプですが、タイミングベルトを使用している車輌の大部分がタイミングベルトを外さないと、ウオーターポンプを交換出来ない構造になっています。外車は、日本車に比べて材質の違いからか、遥かにウオーターポンプの寿命が短い為、タイミングベルトの交換と同時に、ウオーターポンプも交換する事で、後日ポンプからの水漏れや異音が起きた時に、タイミングベルトの交換工賃を2回分も、支払いをしないで済む為です。その他にポンプの羽(フィン)が空転する事で水を循環させる働きが出来なくなりオーバーヒートしてしまう車輌もありました。そうした事からタイミングベルトの交換と一緒にウオーターポンプも交換する事をオススメします。 |
■エンジンとミッションのつなぎ目からオイル漏れ。 |
エンジンオイルがエンジンとミッションのつなぎ目からオイル漏れをしている車輌がよくあります。クランクシャフトのリヤオイルシールのオイル漏れか、ランチアデルタやアルファロメオのツインスパークタイプなどバランスシャフトがエンジンに付いている車輌は、エンジンのミッション側をシーリングキャップでふたをしている為、そのキャップからオイル漏れをする事が多いです。修理する為には、トランスミッションを車輌から外して、クラッチセット・フライホイール・エンジンリヤプレートを外して、オイル漏れの修理をしなければ成りません。その時にクラッチセットの交換やミッションからオイルが漏れていたら、一緒に修理した方が単独で修理するよりも遥かに安く済みます。
クラッチの滑りで修理する時もトランスミッションを外すのでオイル漏れが有れば一緒に修理した方が安く済みます。 |
■外車のブレーキパッドとディスクローター。 |
外車のブレーキパッドとディスクローターは、日本車に比べて非常に磨耗が早く、ブレーキパッドの交換時期は、15,000Kmから25,000Km位ですが、ブレーキパッドと同じくブレーキディスクローターもパッドの当たる部分が磨耗しています。磨耗した状態で新品のブレーキパッドを組み付けるとローターとパッドの間に隙間が出来てブレーキ鳴きの原因や正常な制動力が出ない為、新品のブレーキディスクローターに交換しなければ成りませんが、ブレーキディスクローターは、磨耗限度が記されているので限度以内の磨耗でしたら平に研磨加工する事が出来ます。 |
段付き磨耗したフロント用ディスクローター |
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平面研磨したディスクローター 左側はフロント用、右側はリヤ用
平面研磨するとディスクローターの変磨耗がよく分かります。左側の模様に見える外側の部分は磨耗限度を超えていた為に平面研磨が出来ず残った部分です。 |
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